パース著作集1

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Peirce 1839‐1914
パース 著
米盛 裕二 訳

第一章 現象と現象学
1 現象
2 現象の三つの究極的要素――一項性、ニ項性、三項性

第二章 カテゴリー論
はじめに
A 第一性
1 第一性の顕現
2 一項的なもの
3 情態の性質
4 精神と変化に左右されない情態
5 情態の定義
6 第二性への移行

B 第二性
1 情態と争闘
2 行動と知覚
3 第二性の諸相
4 二項態
5 自我と非我

C 第三性
1 第三性の事例
2 表意作用と一般性
3 第三性の実在
4 原形質とカテゴリー
5 カテゴリーの相互依存

第三章 諸科学における三分法
1 三分法
2 思惟における三分法
3 心理学における三分法
4 生理学における三分法
5 生物学的発生における三分法
6 物理学における三分法
7 第一、第二、第三

第四章 数学の論理-一項態、二項態、三項態
1 三つのカテゴリー
2 性質
3 事実
4 二項態
5 三項態

第五章 普遍的カテゴリー
1 現前性
2 争闘
3 第三性とその実在
4 第三性と一般性
5 規範的判断

第六章 三種類の正当性
1 哲学の諸部門
2 倫理的および美的正当性

訳註
訳者解説-パースの現象学について

状態:B
ビニールカバー。帯付き。天に若干シミがありますが良品です。前後見開きページにヤケがみられます。

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2019/09/15日 新着情報

映画「道草」9月28日 東村山中央公民館 上映のおしらせ

ドキュメント映画 「道草」

監督:宍戸大裕

道草 ポスター表道草 ポスター裏

9月28日 東村山中央公民館で上映いたします!

※ バリアフリー字幕付上映


詳しい上映情報はこちらをご覧ください

当日券:900円 (前売り券700円)

開場 9:45分
開演 10:15分

※前売りチケット取扱所

社会福祉法人山鳩会 各事務所
ひなたの道 東村山市廻田町1-15-1
あきつの園 東村山市秋津町5-11-15
なごみの里 東村山市恩多町5-38-4
みどりの森 東村山市諏訪町1-27-2

昨今、ノーマライゼーションやインクルージョンが話題になることが多くなったように思います。厚生労働省の調査によりますと平成29年には福祉施設の総数は全国で約7万を超え増加しているようです。福祉施設といえど、老人・(精神)障害・身体障害・児童福祉と数多く含まれておりますが、ここでは障害者支援の話題に限定して話を進めていきたいと思います。

かつて日本では障害者支援施設が身近になかったため、「私人が行政庁の許可を得て、私宅に一室を設け、精神病者を監禁する」という制度が存在しておりました。家族が届出を出して特に精神障害者を自宅で監禁し外に出さない私宅監置が行われていたといわれています。ここに社会的な排除が行政によって管理されていた歴史が1950年ごろまであったことを省みますと、私たちは意識のどこかに、知らないがためにどのように接すればいいのかわからない事態を生んでいるのかもしれません。

話題のインクルージョン・クラスルームやインクルーシブ・エデュケーションを安易に賛同するつもりはありませんが、私の通っていた都内の小学校には「すぎの子」という軽度の障害がある児童生徒が通う通級指導学級が片隅に設置されており、関わりが断ち切られていない環境であったため、幸いにも今なお頭の片隅に生き続けているといえます。無理に一緒の教室内でなくとも、同じ校舎に居るということはとても大きいことのように思います。

しかし現代はもっと根底に問題の根があるのかもしれません。ポストモダンという言葉で表現されるような、根本的な人間観の混乱を尻目に、一人歩きしてしまう経済合理性とその画一化による価値観の硬直は、この場合例え障害者への理解を促したりしても排除が消えることはないように思います。ジャック・ヤングの『排除型社会』で指摘しているような、後期近代社会のある意味での社会的破綻は緩やかに進行していかざるを得ないのかもしれません。2018年に起きた南青山の児童相談所建設反対運動はヤングが指摘するような”安易な本質主義”の典型に見えますし、一方で包摂の急務から社会保障および福祉施設等が増え続けている事態は、昨今の財源問題と繋がるところがあるように思えます。そしてそこには上から為される包摂と税全般に対する”安易な本質主義”との齟齬が現れているように思います。

映画「道草」は宍戸大裕 監督による知的障害がある方の自立支援にスポットを当てたドキュメンタリー映画です。特別なことが起こるわけでもない日々の日常、しかしそこには私たちの普段の生活にはない、知らない人には知らない現実が映されています。

1981年国際連合の「国際障害者年行動計画」の中では、「ある社会がその構成員のいくらかの人々を閉め出すような場合,それは弱くもろい社会なのである」とうたっています。

日本が弱くもろい社会へと向かっているのかどうかはわかりませんが、2016年 福祉施設入所者19人を刺殺した相模原障害者施設殺傷事件や 2018年の省庁及び地方自治体等の公的機関で障害者雇用水増し問題にみれられるような、包摂の名の下で起こるある意味での偽善への抵抗の術がないことから、関連する事件の数々は私たちの内心を表す鏡として受取ることができそうです。

カウンセリングの祖といわれるカール・ロジャースはカウンセラーに求められる資質として「人間的可能性をもつひとりの人への無条件の肯定的な眼差し」を上げていますが、この点はカウンセラーに関わらず私たちの他者や自分自身への可能性への期待や希望の欠落は、いろんなところで何か困難が生じてしまうように思います。

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