大学公開講座(哲学)の最新情報 2019年度

大学には昔から地域社会への貢献を目指し、公開講座の実施や大学施設の開放などに取り組んでいるところが少なくありません。しかし、公開講座という社会人向けの講義などは、本当に興味を強く持っている方や一部の人々にのみに知られているというように、あまり認知されることがないまま長い年月が経ってしまっていたように思います。

昨今、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』のベストセラーから一般に注目があつまり、経済産業省の掲げる「人生100年時代の社会人基礎力」や首相官邸で開催された「人生100年時代構想会議」(2018年度で6回目)などで語られ進められている活動において、従来の「教育」や「学習」の捉え方に変革が求められてきております。

大学などの教育機関では平成18年に教育基本法第3条の改正に伴い、生涯学習・リカレント教育(生涯にわたって教育を継続的に循環させようという概念)というキーワードと共に、大学の公開講座の数も増え続けております。今後は多くの方に知っていただけますよう微力ながらではございますが、皆様の学習活動において、古書店ながら貢献していけたらと思っております。

こちらのページでは、大学で公開されている公開講座情報なかで「哲学・思想」に関連した講座をピックアップしご紹介しております。

大学公開講座(哲学)2018年度 過去の講座は情報こちら

※各大学広報担当者様へ 講座情報を収集しております。お知らせいただければ掲載いたしますのでお問い合わせよりお願い申し上げます。

村上春樹と《鎮魂》の詩学~3人目のガールフレンドと
958,816枚目のピザをめぐって~

申し込み締切日 2019年1月29日 100名(先着順)
講座コード ----
共催 京都大学大学院人間・環境学研究科
講師 小島 基洋(京都大学大学院 准教授)
開催日 1月29日(火)
講座回数 1回
時間 18:30~20:00
受講料 各回3,000円(大学院生・大学生・専門学校制:2000円、高校生以下:1000円)(税込み)
定員 100名(先着順)
開催場所 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階
お問い合わせ先 京大オリジナル株式会社 研修講習事業部
担当:岡田・松本
TEL:075-753-7778

■講座概要
京都で生まれ、いまや世界的な作家となったHaruki Murakami。『風の歌を聴け』(1979年)でデビューして以降、最新長編『騎士団長殺し』(2017年)に至るまで、彼の作品の中には、〈喪われた恋人〉直子が、その影を落とし続ける。代表作『ノルウェイの森』(1987年)を中心に、村上春樹の愛と喪失の物語を、京大若手人文知の一人である小島基洋准教授が読み解きます。

詳しくは、京大オリジナル株式会社 講座詳細をご確認ください

西田幾多郎 その人と思想
~京大時代を中心に~

申し込み締切日 2019年1月30日 100名(先着順)
講座コード ----
共催 京都大学大学院文学研究科
講師 林 晋(京都大学大学院 教授)
開催日 1月30日(水)
講座回数 1回
時間 18:30~20:00
受講料 各回3,000円(大学院生・大学生・専門学校制:2000円、高校生以下:1000円)(税込み)
定員 100名(先着順)
開催場所 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階
お問い合わせ先 京大オリジナル株式会社 研修講習事業部 担当:岡田・松本 
TEL:075-753-7778

■講座概要
日本を代表する哲学者で、京都学派の祖の西田幾多郎。彼の家族愛の深さや生活ぶり、本当に「哲学の道」で思考(デンケン)したかなど、その人となりや生活ぶりから哲学についてまでを紐解きます。講師は、日本最大級の規模と多様性を有する京大哲学・哲学史研究の一員で、情報学者でもある林晋教授が務め、旧西田居宅の保存運動やデジタルアーカイブ化の経験などを元にお話しします。 br>

詳しくは、京大オリジナル株式会社 講座詳細をご確認ください

哲学のあゆみ ― 近世哲学の巨人たち ―

申し込み締切日 2019年1月22日
講座コード 340503
主催 早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)
講師 原 章二(早稲田大学名誉教授)
開催日 2019年1月24日(木)~2019年2月21日(木)
講座回数 5回
時間 10:30~12:00
受講料 14,580円
定員 24人
その他 入学金8,000円 ビジター価格16,767円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
重要なテキストの抜粋、あるいは個々の哲学者の生涯とその思想・仕事についてまとめたレジュメを配付しつつ、必要な術語・概念(決して難解なものではありません)を解説し、それをもとに、いま、それがどのような意味を持つか、彼らの思想が現代とどのような関わりをもっているか、私たちの問題として考えていきます。

■目標
グローバル化した現代世界の礎ともいえる西洋近世哲学の巨人たち(本当にこれらの人々は時代背景と成し遂げた仕事・その影響から見て文句なしの巨人です)の思想を、哲学史研究の成果を踏まえ、今日的な見地から、ひとりひとり具体的に解明し、私たちがそれぞれ自分の生を生き抜くために、どのように参考になるかを学んでいきたいと思います。

■講座スケジュール
第1回 1/24(木) ベルクソンの生の哲学
第2回 1/31(木) フッサールの現象学
第3回 2/ 7(木) フロイトの精神分析
第4回 2/14(木) ユングの思想
第5回 2/21(木) マックス・ウェーバーの思想

テキスト・参考図書
『西洋哲学史』(講談社学術文庫)(ISBN:978-4061587878)

詳しくは、早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

現代現象学と欲望論哲学

申し込み締切日 2019年1月31日
講座コード 340501
主催 早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)
講師 竹田 青嗣(早稲田大学名誉教授)
開催日 2019年2月 2日(土)~2019年3月 2日(土)
講座回数 4回
時間 15:00~17:00
受講料 15,552円
定員 24人
その他 入学金8,000円 ビジター価格17,884
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
フッサールの現象学の達成は、第一に、長くヨーロッパ哲学の最大の難問であった「認識問題」の完全な解明、そしてさらに「本質学」の構想によって、現代哲学における完全に新しい地平を切り開いた点にある。この講義では、ニーチェ、ハイデガー、フッサールという三人の巨匠の業績とその意義を吟味しながら、「意味」と「価値」についての新しい哲学的原理論の地平、「欲望論」哲学の展開を眺望する。

■目標
・フッサール現象学の最大の成果としての認識論の解明を確認する。
・フッサールとハイデガーという現代現象学の展開の意義と問題点を検証する。
・ニーチェ、フッサール、ハイデガーの再統合としての欲望論哲学の展開。

■講座スケジュール
第1回 2/ 2(土) フッサール現象学の最大の達成としての、ヨーロッパ哲学における「認識問題」の完全な解明について
第2回 2/ 9(土) ハイデガーによるフッサール現象学の継承、その意義と問題点。「本質学」から「存在論」へ
第3回 2/23(土) 現代現象学展開。ニーチェ、フッサール、ハイデガーが切り拓いた地平。本体論の解体とエロス論的ディスクール
第4回 3/ 2(土) 欲望論の地平。新しい意味と価値の哲学原理論の可能性

詳しくは、早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

ハイデガー哲学入門 ハイデガー哲学による近代批判

申し込み締切日 2019年2月2日
講座コード 340504
主催 早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)
講師 谷崎 秋彦(早稲田大学講師)
開催日 2019年2月 4日(月)~2019年3月 4日(月)
講座回数 4回
時間 13:00~14:30
受講料 11,664円
定員 24人
その他 入学金8,000円 ビジター価格13,413円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
哲学者ハイデガーは自分独自の思想を展開するとともに、各時代の哲学を批判します。今回はハイデガーが「近代」(デカルト、カント、ヘーゲルなどの時代)をどのように見ているのか、どのように批判するのかを追っていきます。これにより「近代」の特徴も新しい視点から見直すことができるでしょう。

■目標
・哲学者ハイデガーの思想を概観します。
・「近代」とはどのような時代なのかを考えます。
・「近代」をハイデガーがどのように批判しているかを見ていきます。

■講座スケジュール
第1回 2019/ 2/ 4(月) 近代とは?(その一)
近代とはどのような時代なのだろうか?

第2回 2019/ 2/18(月) 近代とは?(その二)
人間の理性の絶対性?

第3回 2019/ 2/25(月) 近代とハイデガー
ハイデガーが考える〈近代の本質〉とは?

第4回 2019/ 3/ 4(月) ハイデガー哲学の近代批判
人間(主体)をハイデガーはどのようにとらえるのか?

詳しくは、早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

近代哲学の基礎を学ぶ 近代社会論を中心として

申し込み締切日 2019年2月4日
講座コード 340502
主催 早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)
講師 平原 卓(哲学者)
開催日 2019年2月6日(水)~2019年2月27日(水)
講座回数 4回
時間 19:00~20:30
受講料 11,664円
定員 24人
その他 入学金8,000円 ビジター価格13,413円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
本講座では、初学者の方を対象に、デカルト以降のヨーロッパ近代哲学の一つの主要な分野をなす近代社会論の骨格について確認していきます。私たちの生きている近代社会、近代国家の基礎をなす考えを示した哲学者の中心の洞察と、彼らのモチーフを検討することを通じて、現代の宗教原理主義に対抗し、市民社会と自由の価値を擁護するための原理の可能性について考えていきたいと思います。

■目標
・近代哲学の基本的な枠組みと動機を理解する。
・近代哲学で示された近代社会の原理の意味をつかむ。
・市民社会と自由の価値を、あらためて根本から検討する。

■講座スケジュール
第1回 2/ 6(水) 概論と、ホッブズの社会論について 第2回 2/13(水) ルソーの社会論について 第3回 2/20(水) ヘーゲルの社会論について 第4回 2/27(水) アレントの社会論について

詳しくは、早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

大学公開講座のセカンドアカデミー

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