大学公開講座(哲学)の最新情報 2018年度

大学には昔から地域社会への貢献を目指し、公開講座の実施や大学施設の開放などに取り組んでいるところが少なくありません。しかし、公開講座という社会人向けの講義などは、本当に興味を強く持っている方や一部の人々にのみに知られているというように、あまり認知されることがないまま長い年月が経ってしまっていたように思います。

昨今、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』のベストセラーから一般に注目があつまり、経済産業省の掲げる「人生100年時代の社会人基礎力」や首相官邸で開催された「人生100年時代構想会議」(2018年度で6回目)などで語られ進められている活動において、従来の「教育」や「学習」の捉え方に変革が求められてきております。

大学などの教育機関では平成18年に教育基本法第3条の改正に伴い、生涯学習・リカレント教育(生涯にわたって教育を継続的に循環させようという概念)というキーワードと共に、大学の公開講座の数も増え続けております。今後は多くの方に知っていただけますよう微力ながらではございますが、皆様の学習活動において、古書店ながら貢献していけたらと思っております。

こちらのページでは、大学で公開されている公開講座情報なかで「哲学・思想」に関連した講座をピックアップしご紹介しております。

ニュートンの生涯と思想

申し込み締切日 2018年9月28日
講座コード 22B01
主催 獨協大学
講師 須藤 和夫(文教大学講師)
開催日 10/2~11/27(火)
講座回数 全9回
時間 10:45~12:15
受講料 18,900円
定員 30人
その他 新規会員のみ会員登録費2000円
お問い合わせ先 獨協大学エクステンションセンター TEL:048-946-1678

■講座概要
ニュートンは何よりも古典力学と微積分の形成者として名高いわけですが、彼の科学的業績の根底にはユニテリアン的な神中心思想がありました。あまり知られていないこの方面にも注目しながら、ニュートンは全体として何者であったのか、それを探ってみたいと思います。なお、数式は初歩的なもの以外は使わず、できるだけ定性的にお話しします。
■講座スケジュール
10月2日 生涯と著作
10月9日 力学の研究
10月16日 数学の研究
10月23日 光学の研究
10月30日 錬金術の研究
11月6日 聖書の研究
11月13日 教会史の研究
11月20日 俗人としての活動
11月27日 死後の影響と改訂

詳しくは獨協大学 公開講座 講座詳細をご確認ください

テクノロジーの哲学 現代の危機を問い直す

申し込み締切日 2018年10月26日
講座コード 30
主催 学習院さくらアカデミー 目白キャンパス内 南1号館
講師 戸谷 洋志(大坂大学大学院医学研究科特任研究員)
開催日 10月27日(土)、11月10日(土)、11月24日(土)、12月 8日(土)
講座回数 4回
時間 15:00~16:30
受講料 12,960円
定員 40
その他
お問い合わせ先 学習院さくらアカデミー TEL:03-5992-1040

■講座概要
この講座では、現代の危機を問い直すために、哲学者たちが「テクノロジー」をどのように考えていたのかを紹介します。この講座で取り上げるのは、マルティン・ハイデガー、ハンナ・アーレント、ギュンター・アンダース、ハンス・ヨナスの四人です。毎回の講義で一人ずつ取り上げ、その思想の主要な部分を紹介し、時事的な問題を含めて考察を深めていきます。毎回質疑応答の時間を設け、双方向的な議論を行い、対話を通して理解を促します。
■講座スケジュール
第1回 10月27日(土) ハイデガーのテクノロジー論
第2回 11月10日(土)  アーレントのテクノロジー論
第3回 11月24日(土) アンダースのテクノロジー論
第4回 12月 8日(土)  ヨナスのテクノロジー論

詳しくは学習院さくらアカデミー 公開講座 講座詳細をご確認ください

仏教の考え方(2) 神道と仏教について

申し込み締切日 2018年9月24日
講座コード 18S11230F
主催 文教大学生涯学習センター 文教大学湘南キャンパス(神奈川県)
講師 村野 宣男(文教大学女子短期大学部名誉教授)
開催日 9月25日(火)~10月30日(火)
講座回数 全6回
時間 13:20~14:50
受講料 9,400円
定員 30人
その他
お問い合わせ先 文教大学生涯学習センター TEL:048-974-8811

■講座概要
日本におけるように、原始宗教たる神道が現代においても大きな力を示しているのは世界においても珍しい。日本では飛鳥時代に仏教が導入された。仏教は知的・哲学的である。神道と仏教が併存している実態を考えてみたい。
■講座スケジュール
第1回 9/25(火) 神道と仏教についての問題点
第2回 10/2(火) 神道の基本的概念
第3回 10/9(火) 仏教の導入とその意義
第4回 10/16(火) 神仏習合について
第5回 10/23(火) 神仏習合について
第6回 10/30(火) 日本的思考について

詳しくは文教大学生涯学習センター 公開講座 講座詳細をご確認ください

身近な哲学のすすめ
“Philosophy of all Things (PoT)”の実践

申し込み締切日 2018年8月21日
講座コード 220509
主催 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)
講師 高橋章仁(早稲田大学講師)
開催日 8月23日(木)~ 9月13日(木)
講座回数 3回
時間 19:00~20:30
受講料 入会金8,000円、受講料8,748円
定員 30人
その他 ビジター価格 10,060円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
近年、紙面を賑わしている「IoT」という言葉をご存じでしょうか。これはInternet of Thingsの略で、情報機器だけではなく家電や日用品など様々な「モノ」がインターネットを通じてつながっていることを表す言葉です。じつは哲学にも同じことが言えます。「PoT」(Philosophy of all Things)は、仕事、生活、子育てといった、私たちの営むあらゆる「コト」に、哲学的思考が働いていることを指す造語です。もし哲学に対して難しい言葉をこねくりまわすとっつきにくい学問だという印象を抱かれているのであれば、その誤解を解かねばなりません。哲学はもっと身近なものです。

今回は「教えること」を中心テーマに据えます。教えることは学校教育の現場だけで行われているわけではありません。職場でも、家庭でも、先輩が後輩に、前任者が後任者に、親が子供に、教えています。私たち誰もがその当事者です。こうした誰もがかかわらざるを得ない身近なテーマについて、先人たちの言葉にも当たりながら、皆さんとともに掘り下げて考えていきます。
■目標
・私たちを取り巻く様々な「コト」を題材にして、哲学的に考えることの意義を学び、それを共に実践する。
・哲学者たちの言葉から日常生活にいかしていけるようなヒントを読みとる。
■講座スケジュール
第1回 2018/ 8/23(木) 日常のなかで哲学的に考えるとはどういうことか
第2回 2018/ 9/ 6(木) ヤスパースの三つの「教える」について
第3回 2018/ 9/13(木) 「教える」とはどういうことか

詳しくは早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

西洋哲学の基礎を学ぶ

申し込み締切日 2018年8月20日
講座コード 320501
主催 早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)
講師 平原 卓(哲学者)哲学解説ウェブサイト「Philosophy Guides」主宰
開催日 8月22日(水)~ 9月12日(水)
講座回数 4回
時間 19:00~20:30
受講料 入会金8,000円、受講料11,664円
定員 24人
その他 ビジター価格 13,413円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
本講座では、主に初学者の方を対象に、西洋哲学を形作ってきた4人の代表的な哲学者(プラトン、デカルト、ニーチェ、フッサール)に着目し、彼らが示した学説の意味について初めから考えてみたいと思います。これまで西洋哲学に触れたことがない方でも、西洋哲学の基本の枠組みとモチーフをつかんでいただけるよう、じっくりと進めていきたいと考えています。
■目標
・西洋哲学の基本的な枠組みと流れを理解する。
・西洋哲学で示された学説の意味をつかむ。
・原理的思考の意味を理解する。
■講座スケジュール
第1回 2018/ 8/22(水) プラトンの哲学について
第2回 2018/ 8/29(水) デカルトの哲学について
第3回 2018/ 9/ 5(水) ニーチェの哲学について
第4回 2018/ 9/12(水) フッサールの哲学について

詳しくは早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

インド仏教のすすめ 世親の「唯識」説

申し込み締切日 2018年8月20日
講座コード 120508
主催 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)
講師 齋藤直樹(早稲田大学講師)
開催日 8月22日(水)~ 9月12日(水)
講座回数 4回
時間 14:45~16:15
受講料 入会金8,000円、受講料11,664円
定員 40人
その他 ビジター価格 13,413円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
・『俱舎論』の作者であるヴァスバンドゥ(世親)による「唯識」に関する二つの著述のうち、おもに『唯識二十論』(原典)の内容に立ちいりながら、「唯識」説の一つの側面をあきらかにするとともに、その哲学的な意義を評価すること。
現実における外的諸対象は夢や地獄に現れる諸事物と同等であり、それらはそれら自体としての実在性をもたないということ、諸物質が諸極微(原子)からなるものであるとしても、その極小物質がそもそも実在するものとはみとめられないから、諸物質もまた実在しないということ、感覚は外的諸対象によって引きおこされるのではなく、滞留した残存印象から生じるということなどを主張するヴァスバンドゥの思想の諸前提をさぐっていく。
■講座スケジュール
第1回 2018/ 8/22(水) 地獄の守衛
第2回 2018/ 8/29(水) 識の転変
第3回 2018/ 9/ 5(水) 極微または単体と全体
第4回 2018/ 9/12(水) 特殊な表識

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芸術の哲学(17)

申し込み締切日 2018年8月20日
講座コード 120502
主催 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)
講師 平尾 始(早稲田大学講師)
開催日 8月22日(水)~ 9月12日(水)
講座回数 4回
時間 13:00~14:30
受講料 入会金8,000円、受講料11,664円
定員 35人
その他 ビジター価格 13,413円
お問い合わせ先 早稲田大学エクステンションセンター
TEL:03-3208-2248

■講座概要
今回の芸術の哲学では、女性画家の芸術について考えます。他の分野と同じく、女性が自由に芸術の世界で仕事として表現活動をすることができるようになったのは最近のことです。そこに至るまで、多くの女性画家が苦闘してきました。その作品と生き方を振り返ります。
■目標
・絵画の作品を毎回とりあげ、芸術と人間の関係を深く考える。
・制作された時代も場所も異なる多様な作品を通して、人間精神のあり方を色々な角度から見る。
・それによって自分なりの鑑賞や批評の手がかりをつかんでもらう。
■講座スケジュール
第1回 2018/ 8/22(水) マリー・ローランサン
第2回 2018/ 8/29(水) シュザンヌ・ヴァラドン
第3回 2018/ 9/ 5(水) レメディオス・バロ
第4回 2018/ 9/12(水) 上村松園

詳しくは早稲田大学エクステンションセンター 公開講座 講座詳細をご確認ください

大学公開講座のセカンドアカデミー

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