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古書 古本を上手に高く売る方法とは?(学術書編)

1.はじめに

2.古本屋・古書店の特徴を知りましょう

3.古本・古書の上手な売り方

4.お店の特色を知りましょう

5.高く売る方法 結論

はじめに

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生涯の中でいままで読んできた本や書籍・蔵書を手放す機会はそう多くありません。そのためどのようにすれば良いのかわからないという意見をよく聞きます。

しかしながら

「2箱100冊売ってみたら400円だった!?」

このような悲惨な状況に遭遇してしまう皆さんの嘆きを耳にしております。返却を希望しても送料が掛かってしまうのでほとんどの方は泣き寝入りしてしまっている状況と聞いております。

最近ではその手法も巧妙になり、学術書や専門書にまでその手は及んできております。弊社も専門店であるからこそ、このままではまずいと思いこのような解説ページを作りました。

独立行政法人の国民生活センターでは、こういったトラブルが増加傾向であることを警告しております。これから古書・古本買取をご検討の方は一度目を通しておいていただきたいと思います。

独立行政法人 国民生活センター

WEBサイト:「宅配買い取りサービスのトラブルが増加しています!段ボールひと箱分でも数十円「手軽に高額査定」のはずが」

PDFファイル:「宅配買い取りサービスのトラブルが増加しています!-段ボールひと箱分でも数十円「手軽に高額査定」のはずが」

昔からの古書店は、お店の特色や店主の人柄などに特徴があり、本好きの人々が集い会話し、お客様から学ぶというスタイルで営まれておりました。現在は古本屋さんのなかでもギスギスした空気に包まれた雰囲気が漂っているように感じます。

一方で「本が好きとか嫌い」とかの価値観から離れたことろで廃品買取業者と化した古本回収サイトが乱立しております。手軽に見つかるため思わぬ落とし穴があるかもしれません。

古書店は今後どのように展開して行けばいいのかという問題が課せられてはおりますが、ここではこの二極化が起きている現状から、お客様の立場に立ってどのようなお店が向いて、どのようなお店が向いていなのか。手続きが楽でどの店を選ぶと高く買取ってもらえるのかがわかる解説をしていきたいと思います。

古本屋・古書店の特徴を知りましょう

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巷にはさまざまな古書店がございます。それぞれお店に特色があります。まずはその特徴を把握してみることからはじめましょう。

現在、古書店には二種類の形態があると言われております。

神保町に代表されるような昔ながらの古書店さんなどの町の古本屋さん、もう一つは最近インターネットの急速な発展で増加傾向にあるさまざまな物を買取る中で本も買取をしますよというスタイルの新古書店さんです

新古書店さんの大きな特徴は、比較的近年に出版された本のみを買取りし、その他中古のゲームソフトや音楽CD/DVD、時計、家具など幅広く取り扱っている点が特徴です。

そのため買取に関しては、「ISBNのない書籍は買い取れない」という注意書きが記載されているのも特徴です。また、1~2日で査定が完了するスピード査定という点もその新古書店の特徴といえるでしょう。

とってもスピーディーに処理が進められますので、メリットとしてはすぐに現金へと変えることができます。

一方、神田神保町に代表されるような古書店では、お店せにそれぞに特徴があります。特定のジャンルに強いお店などの特色がはっきりとしており、目録を発行しているとこが少なくありません。

古書店もインターネット通販の時代へと変貌をとげ、多くのお店はウェブサイトを持ちインターネットからのご注文も受け付けるようになっております。目録の役割も徐々にインターネットのおかげでのその役割が変わりつつあると言えるかもしれません。

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古書店さんの買取に関しては、本の知識やその価値を知していることが多いため、メリットとしては買取額は高額になります。一方でデメリットとしては機械で流れ作業のようにはできませんので、査定にやや時間がかかるという点があります。(速さを謳っている場合は敬遠した方が無難です)

買取方法は店舗に持っていくか、古書店へ本を送る宅配買取が増加傾向にあります。手間は新古書店さんと同じですが、品物によっては査定金額の差が大きく変わる場合があります。

古本・古書の上手な売り方

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まず目的を決定しましょう。以上の古書店・新古書店の特徴から選べる選択肢は、①本を処分するにその「知的資源・財産」をすぐに現金に換金して受け取りたい場合。②時間がかかってもより高く買取ってもらいたい場合に分けられるでしょう。それぞれにメリット・デメリットがありますので、お客様の用要に合ったお店を選ぶことが大切になります。

インターネットでは新古書店が多く、高価買取してくれる古書店を見つけるのに少々苦労してしまうかもしれません。

本を処分するにその「知的資源・財産」をすぐに現金として受け取る場合では、新古書店がおすすめです。古書店と比べて宅配買取や出張買取での手間は同じでも、査定にかかる時間は数倍早く完了します(1日~2日)。すぐに現金に換金したい場合などの用要に大変助かります。

巧みに専門書・買取や学術書・買取と謳っていても実は「ISBNのない書籍は買い取れない」という場合もありますのでその点には注意が必要です。参考書100冊の買取をお願いしたが、10冊分しか査定してもらえず、残りの90冊は処分ということになったという話は何度も聞きます。手続きの簡単さから惑わされないように、一旦いろんなサイトを比較して選びましょう。

最近では学術書や専門書というアバウトなキーワードで(全てのジャンルが得意分野となっているお店)、同じような被害に会う方も増えているようですので、インターネットでお店を探すときは慎重にしてみるとよいかもしれません。

避けたほうが無難なキーワード・甘い文句

・スピード査定

・全ジャンル

・あいまいな「専門書」押し

お店の特色を知りましょう

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なんでもかんでも出張買取をしてる廃品回収業者のような新古書店もありますが、ほとんどの古書店には店主の趣向が必ず現れています。まずはそれを見つけてください。

それは同時に皆さんの本・蔵書の傾向とも重なります。漫画にしても例外ではありません。新刊の漫画から絶版のプレミア価格が付く漫画まで取り揃えている漫画を専門とした古書店もございます。小説や文庫なども著者のサイン入りのものを多く取り扱っている古書店もあれば、コンピューター関係の書籍ばかりの古書店もございます。

歴史や美術・音楽・和綴じ本・洋書など、より細かなジャンルの特色をもつ古書店が全国にありますので探してみてください。実店舗のみで買取をしている場合もありますので、ウェブサイトがない場合もあります。古書店もさまざまで面白い世界ですので一度のぞいてみてください。

高く売る方法 結論

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以上のことを省みますと、素早く買取してもらい現金に変えることは、速さの代わりに受取れる金額が少なくなってしまうことであり、高く買取ってもらいたい場合には、売りたい本のジャンルにより慎重にお店選びをしなければならないということになります。

そしてそのお店選びにおいては、「スピード査定・全ジャンル・あいまいな専門書押し」などのキーワードが見られる場合は、避けておいたほうが無難であるかもしれません。お店のサイトを覗いても「本」のことよりも「買取」のことしか書いてないなど、店主の趣向が見えず、思っていたのとは違うという結果を招きかねません。トラブルが後になってやってくるなど、甘い言葉などに注意しながら慎重に探してみてください。

これから本の売却・処分を検討している方に少しでも参考になれれば幸いです。

以上、古書 古本を上手に高く売る方法とは?(学術書編)でした。

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