著者:熊野純彦
出版社:筑摩書房
発行年:1999年第1刷
状態:B 帯付き。小口に若干シミあり。書き込みなし。
個人的な経験から
第1部 原型じぶん自身を振りほどくことができない―『存在することから存在するものへ』を中心に
思考の背景―ブランショ・ベルクソン・フッサール・ハイデガー
存在と不眠―私が起きているのではなく夜じしんが目覚めている
主体と倦怠―存在することに耐えがたく疲れてしまう
第2部 展開「他者」を迎え入れることはできるのか―第一の主著『全体性と無限』をよむ
享受と身体―ひとは苦痛において存在へと追い詰められる他者の到来―他者は私にとって「無限」である世界と他者―他者との関係それ自身が「倫理」である
第3部 転回:他者にたいして無関心であることができない
第二の主著『存在するとはべつのしかたで』ヘ
問題の転回―自己とは「私」の同一性の破損である他者の痕跡気づいたときにはすでに私は他者に呼びかけられている
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